彼を造るもの

あたしの夫

軽口を叩いて
俺は
俺様は
と…

その口の下の心根で
自分自身を構築するものが何か
そこは決して揺るがない
まさに「正しさ」だけに飢えて
明日の道を模索する


あたしはいつも気がつかないふりをして寝てしまうけど

そんな事は誰にも解らない事で

知らなくてもいい事だけど

あたしはそういうあなたを誇りに思っている