海老蔵さんへ

私は息子を亡くしたことがあります

自分の命を引き換えに
自分を永遠の地獄に落としてください
その代わり息子を助けて
と祈りましたが叶いませんでした

そんな私から言えること

まおさんが頑張っていたこと
辛い中での笑顔を思い出してください
辛かったけど 痛かったけど
それだけではなかった事をしっかり抱きしめながら泣いてください

悲しいけれど
まおさんが教えてくれた事をしっかり抱きしめながら悲しんで

地面の足をしっかり見つめながら
そして顔を上げよう 上げるぞと歯をくいしばったら
一気に顔を上げるのです

まおさんがいないのに
世界が毎日普通に回っている事が
今はそれが不自然に思えると思います

自然は無表情で
風が樹々を揺らし
海も川も何も教えてくれません

何故太陽を奪われたの?
何故なんだと答えを探してました
答えなんかないと言う人もいましたし
そう書かれたものもありましたが
私はこう思っています

きっとこの自然の中に答えはある
息子は今はこの自然に抱かれている
誰にも傷つけられず 宝物のように優しく

私も時々振り向きながら涙を流し
その涙を拭ったら
そして顔を上げます

あの時
通夜の席で
シャキッとせんか!と背中を叩いてくれた友人がいます

海老蔵さん シャキッとね!

応援しています