暴走老人

田中真紀子が学校を認めないってニュースをみて

怖いなあと思った



子どもが学校に行くっていってんだから
潰す事はないだろ?



自分の生き方しか認めない女なんだな



きっと彼女は好きなものが少ないんだ



あたしはねー


何のために勉強するのかなんて
一回も考えた事はないよ


勉強は勉強したいからやっただけだよ


つまりやりたい勉強しかやってないよ


いい会社に入るために勉強しますとか


立派な大人になるために勉強しますとか


人の役に立つ大人になるためにとか


全然全然なくて



好きな教科だけ好きなだけ勉強した


つまり
やりたくない教科は全然やらなかった


やりたくない事は3秒で眠るバカだった


例えば
あたしは国語の教科書はもらったらすぐに読まずにはいられなかったから


16才で「山月記」はサイコーな出会いだったと思う

7才が「ごんぎつね」に出会うのと同じ意味がある


40すぎて「ごんぎつね」との出会いもアリだろうが
それはやっぱりちょっと惜しい!と思うんだよ


あたしの16才で「山月記」は素敵な出会いだったんだ



んで


全然そんなのと関係なしに看護学校にいったよ


ソッコー自立しないとヤバい事になる家庭だったから


子どもにはいろいろ事情があるんだよ


最初は病院で働きながら准看護師の学校行ったのは
授業料も寮費もタダ同然だったから

そこから高等看護師の学校に推薦してもらって
全部で4年間学校に行ったんだ


高等看護学校いったら
実習とレポート提出に明け暮れる毎日は

不器用なあたしにはかなり必死な感じだったけど


ナイチンゲールは「病室に陽の光は必要です」と最初に書いてて感動した

そんなのテストには出てこないけど
あたしは感動したんだ

「ジョニーは戦上へ行った」の中で

戦上で手足も口も耳も無くしたジョニーの暗い暗い部屋に

最初に窓を開けた看護師がいいんだ


だからあたしも朝になったら病室に陽の光を入れようって思った


学校では一番面白い勉強は生理学だった


塩基と
電解質と心電図とか

そういうの(笑)

面白かったの



社会に出てまた勉強勉強とは知らなかった


結局一生続く


不器用なあたしは毎日確認しないといられなく

毎日何かを調べる


病院に25年病院に勤務してから

なんらかの薬や医学辞書を開かなかった日が一日としてないんだから…


でもそれは学校の勉強とは違う

社会は厳しいんだ


学生はいいよ気楽でさー


子どもにとって学校って


バカみたいな友達とかとの青春みたいな

青臭い…なんて言うんだアレは?


そうと知らずに守られながら

盗まなくても与えられる知識

無責任で無鉄砲な発言を許された場所


いろいろな事を迷い選び悩む事を大っぴらにやれる場所


そんな学校へ

子どもが自ら学校へ行こうって決めたら行きたいもんなんだ



行こうと思ってた学校を国が認めないって

自分に当てはめたらどういう事なんだろ?


あたしが行くはずだった所って


クソ学校扱いか…

だって国が認めないんだぜ…


あたしが目標にして目指して願書出したりして夢見た未来って

クソだったんだ


って思わない?



だからあたしは 田中真紀子は嫌な女だと思ったよ


と言う日記でした



さて夜勤だあ…


暴走老人がいませんように