リボンの騎士
こないだバビル二世とタイガーマスクを見ながら
手塚治虫の話しになり
リボンの騎士の魔女のへケートのことを話した
アニメではヘケートがどんな女の子かはよく解らないんだけど
ちゃんと読むと
女の子はみんなヘケートが大好きだったと思う
いつも正しくて美しいサファイアは王子フランツと幸せになって当然
魔女ヘケートは永遠の命と永遠の美貌も
あらゆるものを支配できる魔法も捨てて
ただの女の子になりたかった
魔女にとってはそれは運命に逆らうこと
逆らったからには「死」しかなかった
ヘケートの親であるメフィストもヘルも
娘ヘケートを女王にして王国支配のためにサファイアに近寄らせたんだけど
それがヘケートの幸福だという親心なんだけど
ヘケートがサファイアに近づいたのは サファイアの「永遠ではない命」を欲しかったの
男に愛される資格は 愛する男と供に いずれ老いて衰える美貌と生命
魔女へケートにその資格も権利もなかったから
だからヘケートがそれを望むということは 彼女の未来が消えるということだったんだよ
悲しすぎるーー