妖怪

毎日朝方に帰宅
家を片付けて犬の散歩や猫の世話をすると
外食してまた店に行く

夜中の2時3時に店の暖簾を下げて
タスポカード持って一筋違いの自販機まで歩く事がある

これから洗い物を片付けてコーヒーか焼酎か テレビ消して古い歌をCDで聞きながらビールサーバーの洗浄までの小一時間は

孤独を至福に変換する行程に 煙草が無ければ無理!!


街灯もない道に妖怪がいるみたい

妖怪は何故生まれたか そのことを書いていた人がいた

夕暮れ過ぎて挨拶無しにすれ違う者

闇夜にうろつく者には気をつけなさいと言う先人の教えからだと


さすれば


あたしが妖怪その物ではないか!


しかし 先日真夜中に暖簾を下げた後に 厨房まで見知らぬ巨体の男性が「泊まる場所がねえんだ」と入って来て以来

妖怪ゴッコはお預けになった


所詮 普通の女 普通の人間


あー早く妖怪になりたーい!