サクラ咲いたら

mikeinu-miho2013-04-05

一年生の季節

サクラ咲いたら一年生だと


あたしは人間のイジメの事を時々考える

子どもが大人の世界に入る時

そこにはもうイジメの勉強が始まる

大人がそういうレールをしっかり敷いてるんだ

背の低い順番で並ぶ所から始まる

背が低い事
デブもブスも勉強が不得意なのも個性じゃなくて「劣」だと

しっかりすっかり刷り込まれ
生涯そこから逃れられなくなる

本来それってビョーキだろ


あれができるのが良い 出来ないのがダメ

出来て普通
出来なくて普通って世界がない

大人は子どもにイジメの世界へようこそ と一年生にしてあげて


だから子どもは そういうベースをしっかり身につけるために

並んだり
わかるひと!って先生から言われて手を上げたりするのだ


大人になりつつある頃そこが決まる



例えばあたしの場合


ふざけんなーと
屋上でタバコを吸う時
1人なのか 誰かとつるんでるか


あたしは1人だったなあ
1人ぽっちだったな


イジメに関わる人間になるかならないかは 結局その世界に抗いきれたかって 子ども自信の問題


大人になって誰かと誰かの悪口で盛り上がってみたりすんのは

しょーがないよ そういう風に育ってイジメの素材がキミにもあるのさ

あたしは隣りのホルモン焼き屋のママと出会い 気に入ってるのは
誰かの悪口には無縁な匂いがプンプンするからだ


明日は行こうかな


梅は咲いたか 桜はまだかいな
柳はヨロヨロ  だっけ?


なんかどっかで会った気がするおばちゃんなんだよね