冬は寒いのだ
しょーがないのだ
どこにいったって寒い
冬だから水道凍ってでないとか
しょーがないのだ
さっき歩いてホームセンターにいったら
帰りは吹雪
おーーーーっっっ
傘がぜんぜん効果ない!!
ってのも これは冬だからどーにもならない
すげーなすげーな すげー雪だぞ
と あたしは面白がってもいないけどフツウにそう思ったよ
凍結した洗濯機の排水口を半日以上かかってやっと解消
洗濯だけで一日かかったが まー洗濯機は全自動で
あとは冬だからまったりしよーと思います
さっき街の上の方の酒屋の母さんが 押し車を雪の中で押して歩いてて
「だいじょうぶか母さん?傘ないのか?」ときいたら
母さんは「あれ駄貸し屋さんかい?あの甘いのはもう売らんかや?」と
大雪の中で立ち止まって井戸端会議になってしまった
まーこんくらいの雪でじたばたする街の母さんではありません
いたってフツウ〜
あたしもかくありたい
小林多喜二の小樽の情景を書いた文章を思い出した
冬が近くなると
ぼくはそのなつかしい国のことを考えて
深い感動に捉えられている
そこには運河と倉庫と税関と桟橋がある
そこでは人は重苦しい空の下を
どれも背をまげて歩いている
ぼくはどこを歩いていようが
どの人をも知っている
赤い断層を此処に見せている階段のように
山にせりあがっている街を
ぼくはどんなに愛しているかわからない