汚れた英雄

昨日 AキラとI原くんと汚れた英雄の話しをしてて思ったこと


あたしは原作で忘れられないシーン一つに執着して この作品が好きだ



戦災孤児の北野アキオは親戚のオートバイ屋にひきとられていた

不遇 ハングリー 

浅間火山レースに出場するために Yamahaの2サイクルの125ccのバイクをリヤカーに積んで

汗だくになって坂道を登っていくシーンだ



この日本で公道を閉鎖してのバイクレースがあったってことを

決して忘れないと

大藪が そこだけは削ってほしくなかったとあたしは思う


そこからWGPまでの道のりを軸に


アキオは 決して人間に心を開かずに生きているような 
名声とスピードにのめりこんで行くように見せかけながら

奥深い場所では 女も人間にも 生々しい己そのままを委ね 許しているように思う



さて あたしは夜勤から帰宅したところなんであるが


昨夜 SRのアイドリングの振動がどうたらいう話題があって

たしかにそうなんだが 

等身大に 自分には400ccの単気筒のそれが

「彼のオートバイ・・・・」のそれと 同じ意味を持っていることには変わりない


変わりは無いが 相違は相違であって

でも あたしは どっちかを選ぶためには大型の免許が必要で

SRを離れることなど決してできない


そんなことをいってると 2台3台とバイクが増えて

5台も所有しているIはら君と同じアナのムジナになる


人生1度しかないから それもいいかもだけど

やっぱり あたしの等身大じゃあないなと思う


今は